蛇口のパッキンを交換しても水漏れが治らない!考えられる原因と解決法

水周りトラブル解決

蛇口の水漏れは、正しい原因と対処方法を知らなければ解決できません。パッキンを交換しても水漏れが改善されない場合、考えられる可能性は様々です。この記事では、パッキン交換後の水漏れに対する解決方法をご紹介します。

パッキンとは

蛇口内に使用されている部品の一つです。部品同士の接続部に使用され、隙間を密閉することで漏水を防いでいます。家庭内に設置されている蛇口には、形状や部位に合わせて様々なパッキン(コマパッキン・Uパッキン・三角パッキンなど)が使用されています。パッキンは消耗品であり、定期的な交換が必要です。蛇口の正常な動作に欠かせないパッキンのトラブルは、水漏れの代表的な原因の一つです。

主なパッキンの種類

  • コマパッキン:コマのような形状のパッキン。ハンドルレバータイプの蛇口内部
  • に使用される
  • 三角パッキン:山形になったパッキン。ハンドルレバータイプの蛇口内部に使用される
  • Oリング:ドーナツ型のパッキン
  • Uリング:ドーナツが欠けたような形状のパッキン など

パッキンを交換しても水漏れが改善されない理由

パッキンは有力な水漏れの原因となりますが、水漏れの原因は一つだけではありません。パッキンを交換しても水漏れが改善されない場合、以下の可能性を考慮する必要があります。

①汚れや水垢の堆積

蛇口の素材には、主に真鍮(銅と亜鉛の合金)やステンレスが使用されています。蛇口内部は常に水で満たされており、経年により劣化やサビが発生します。蛇口内部に蓄積した汚れやサビが部品に付着することで、正常な機能を阻害し水漏れを誘発します。

②ナットやネジの緩み

蛇口本体は様々な部品が連結して構成されており、接続部にはナットやネジが使用されています。接続部を担うナットやネジは、経年使用に伴い緩んでしまうことがあります。緩んだ接続部を放置することで、水が漏れが起こる可能性があるのです。

③パッキンの装着ミス

パッキンの交換時に、装着ミスが生じたことによる水漏れです。原因自体はパッキンであっても、交換方法に不備があったことで水漏れが改善されていません。

④パッキン以外の部品劣化

蛇口にはパッキン以外にも、様々な部品が使用されています。それぞれの部品は大概が消耗品であり、定期的な交換が必要になります。パッキンが正常に機能していても、その他の部品に異常がある場合には水漏れが発生します。

⑤蛇口本体の寿命

蛇口本体の寿命はおよそ10年〜15年とされています。本来の耐久年数を超えた蛇口には、様々な不具合が生じる危険性があります。

自力で可能な対処方法

上述の理由の中で、自力で可能な具体的対策を解説します。

①汚れや水垢の清掃

内部の部品を取り出し清掃することで、水漏れが改善されることがあります。蛇口や部品のの清掃には歯ブラシや綿棒がおすすめです。(要:ドライバー、レンチ、プライヤーなど)

【手順】

  • ハンドル上部のキャップを外し、ネジを外す(シングルレバーの場合には、レバーの側面にねじ穴やレンチ穴がある)
  • ナットを緩め、ハンドルを脱着する
  • 内部の部品を取り出す(スピンドル、ケレップ、パッキンなど)
  • 蛇口本体と部品を清掃し、元へ戻す

②ナットやネジの締め直し

蛇口には複数のナットやネジが使用されています。各部位の緩みを確認し、正しく締め直します。

【主にナットやネジが使用されている箇所】

  • ハンドルレバー上部やシングルレバー側面
  • ハンドルと本体の接続部
  • スパウトと本体の接続部
  • 本体内部にあるカートリッジの蓋 など

③パッキンを再度確認する

パッキンの装着不備や、パッキンの形状が蛇口に対応していない可能性があります。蛇口を分解して、確認してみましょう。

【手順】

  • ハンドル上部のキャップを外し、ネジを外す(シングルレバーの場合には、レバーの側面にねじ穴やレンチ穴がある)
  • ナットを緩め、ハンドルを脱着する
  • 内部の三角パッキンやコマパッキンを確認する
  • スパウトがある蛇口の場合、本体とスパウトの接続部のパッキンも確認する
  • 改めて正しい部品を正確に装着する

④パッキン以外の部品を交換する

水漏れの原因がパッキン以外に認められる場合、原因となる部品の交換が必要です。各種部品の交換や対応に関しては、以下の記事をご参照ください。

自力で解決できない原因と対応策

蛇口本体の寿命によって起こる水漏れは、自力対応が難しい事例の一つです。このような場合、個別の部品交換や清掃では水漏れを直すことはできません。解決するには蛇口本体の交換が必要になります。

蛇口本体は、ホームセンターやネット通販で購入することができます。自力で交換することもできますが、少しでも不安を感じる場合には、専門の業者に依頼することをおすすめします。

普段からできる準備

定期的な手入れ

蛇口本体や内部の清掃、およびナットやネジの緩みの確認は定期的に行いましょう。汚れや緩みを取り除くことで、水漏れの危険性を下げることができます。

内部部品を把握しておく

蛇口内部には様々な部品が使用されており、形状や型番によって違いがあります。一見すると同じ部品に見えても、異なる部品を使用したことにより不具合が発生する可能性は否定できません。

自力によって部品の交換を行う際には、正確な部品の把握が必要不可欠です。定期的な手入れの際には、蛇口に使用されている部品の種類を確認しておきましょう。

まとめ

蛇口のパッキンを交換したからといって、必ずしも水漏れが改善されるとは限りません。考えられる原因を精査し、正しい方法で対処しましょう。