用語集

浄水処理

水道の源である河川などの水には、濁りや生物など多くのものが含まれています。これらを取り除いて消毒し、安心して飲める水を作ることを、浄水処理といいます。通常の浄水処理の方法には、主に緩速ろ過法と急速ろ過法とがあります。

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浄水場発生土

浄水処理の過程で発生した浄水汚泥(水中の砂や粘土などの汚濁物質が沈でんした泥状のもの)を、濃縮、脱水、乾燥等により処理した結果発生する土のことです。発生土の利用・処分としては様々な方法があり、平成15年度実績では、農園芸用土、埋め戻し材などに約68%が利用され、残り32%については産業廃棄物として中央防波堤に埋立処分されています。なお、朝霞浄水場及び三園浄水場におけるPFI事業では、地球環境保全の観点から処分場の延命化を図るため、より一層の発生土の有効利用を図っています。

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小水力発電

これまで利用されていなかった水のエネルギーを有効活用して発電を行うシステムです。当局では、平成13年度から東村山浄水場に、村山下貯水池との高低差を利用した水力発電設備(最大1,400kW)を稼働させています。平成17年からは新たに南千住給水所の配水池引入管に、送水圧力を利用した小水力発電設備(最大90kW)を設置し、運用を開始しています。水力発電は、二酸化炭素を排出しないため環境負荷の低減に役立っています。

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常用発電設備

浄水場に従来設置していた非常用発電設備は、その大部分は保安電力の確保を目的とした小容量発電機のため、停電時に浄水処理やポンプ運転を維持できない状況にありました。当局は、停電時においても必要な給水を実施することを目的として、浄水処理やポンプ運転を維持できる非常用電力を確保する発電機を整備しました。発電機は、電力のピークカットやコージェネレーションシステム(排熱利用システム)等によるエネルギーコストの削減を目的として常用・非常用兼用の発電設備としました。平成10年度に東村山浄水場へ導入し、平成15年度はPFIモデル事業として金町浄水場で稼働、平成17年度は朝霞浄水場及び三園浄水場においてPFI事業として稼働しました。

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水源地域対策

ダム建設等の水質源開発は、水源地域等の生産機能や生活環境に多大な影響を及ぼします。そのため水没関係地域の生活再建や活性化及び住民の不満や不安の解消を図る各種の対策が講じられています。そのような対策を水源地域対策といいます。水源地域対策には、水源地域対策特別設置法に基づくもの、水源地域対策基金によるもの、ダム起業者が行う補償などがあります。

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水源量

河川水の原水量ベースで許可されている水利権量を、導水及び浄水の過程でのロスを考慮した一日当たりの配水量に換算した水量をいいます。現在の東京都の水源量は、日量約623万㎡となっています。

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水道水源林

健全な森林を育成し、良好な自然環境を保全することにより、流量の調節等、水源かん養機能や、土砂流出防止機能及び流水の水質浄化機能を十分発揮させることを目的とした森林のことです。当局は、多摩川上流域の東京都と山梨県とにまたがる山岳地帯に21,643haの水道水源林を管理しています。

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ステンレス鋼管

ステンレスを材料として作られた給水管をステンレス鋼管といいます。価格は比較的高いが耐食性に優れており、高温及び低温並びに振動及び衝撃に強く、軽量なため取扱いが容易で、継手の開発によって接合も容易になりました。当局では、昭和55年5月から、口径50㎜以下の給水管について、これまでの鉛管に代え、ステンレス鋼管が配水管の取出し部分から宅地内の第一バルブまでに採用されています。
なお、布設済みの鉛管については、ステンレス鋼管への交換が行われています。

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製造次亜

水の消毒に使用される次亜塩素酸ソーダは、塩水を電気分解することで製造できます。製造工程の副生成物として水素が発生します。水素は爆発性ガスであるため爆発条件とならないよう対策がとられています。三郷浄水場、三園浄水場では「無隔膜式」を導入し、朝霞浄水場ではPFIによる「隔膜式(イオン交換膜を使用)」を導入しています。

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相関式漏水発見装置

漏水箇所を挟む管路上の二つの地点で漏水音を検出し、両地点に到達する漏水音の伝播時間差を求め、両地点間の距離と漏水音が管内を伝わる速度から、漏水発生箇所までの距離を算出するものです。地上の外部雑音に影響されないで実施でき、調査区間に障害物(植込み、家屋、河川、下水等)が存在していても可能です。また、機会で自動的に行うため、個人差が少なく実施できます。

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ダイオキシン類

発ガン性や催奇形性などの毒性を有しており、ゴミ焼却炉やパルプ工場の排水などから検出される物質です。ある種の農薬製造工程でも副生成されます。平成11年7月に「ダイオキシン類対策特別措置法」が公布され、東京都でも排出量の削減に取り組んでいます。水道水の水質基準などでは、要検討項目(水質基準など(P.305)を参照)として位置づけられ、「1pg-※TEQ /L以下」という目標値が示されています。これまでの東京都における水道水の検査結果では、この目標値を十分に下回っています。※TEQ:毒性等量のこと。ダイオキシン類の毒性は、種類によって異なるため、毒性評価は、毒性の最も強いダイオキシンに換算した毒性等(pg-TEQ /L)で行う。

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太陽光発電

太陽電池モジュールなどを使って太陽の光エネルギーから直接電気を得るシステムのことです。当局は、平成7年度から平成10年度までNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)及び環境保全局(現環境局)とともに、東村山浄水場において共同研究を行っていましたが、平成11年度から当局が維持管理しています。また、平成11年ら平成14年まで、小河内貯水池において太陽電池モジュールを電源とした藻類回収効果の検証を行いました。さらに、朝霞浄水場など8浄水場では、NEDOの補助を受けて平成15年度から4箇年計画でろ過地の覆がい化に併せ、覆がい上部に太陽電池モジュール(合計5,200kW)を設置する工場を進め、平成16年度末には、朝霞、高月、三園、小作の各浄水場への設置が完了しました。

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ダクタイル鋳鉄管

ダクタイル鋳鉄は、鋳鉄に含まれる黒鉛を球状化させたもので、従前から使用されていた鋳鉄に比べ強度や粘り強さに富んでいます。このため、このダクタイル鋳鉄を用いたダクタイル鋳鉄管は、現在、水道管として広く用いられています。

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貯水池系浄水場

貯水池を水源とする多摩川水系の東村山浄水場、境浄水場、小作浄水場及び相模川水系の長沢浄水場をいいます。

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